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理想のPDA(1)

私にとって理想のPDAはどこにあるのでしょう。

私が最初に手にしたPDAは、おそらくCASIOのPB-410という機種だと思います。厳密にはPDAの範疇ではなく、「ポケコン」と呼ばれるプログラム可能な関数電卓ですが、プログラムができ、アプリ(BASICのプログラムですが)を自分で追加でき、電話帳やちょっとしたメモのデータを保存できました。当時の技術水準からすれば、私にとっては十分にPDAと呼んで差し支えない物だったと思います。実は今でも電卓代わりに使っていたりします。

やがて、初代カシオペアを購入したものの、通信環境が今ほど充実していなかったし、今ほどWebでいろんなコトもできなくて、あまり使いこなせないまま、手放した気がします。

その後、PalmPilotをヨドバシカメラで購入し、高い完成度に驚嘆しましたが、当時学生だった私には、PIMなど無用の長物でした。そのため、このマシンのすばらしさにあまり気づくことなく、これまた手放してしまいました。

その後、CASSIOPEIA E-2000、シグマリオンII、CLIE NX80V、hx4700など買いましたが、結局しっくり来ませんでした(シグマリオンIIは、携帯可能なフルキーボードマシンとして、現在もまだ利用価値があるとは思います。今でも手元にあります)。

そして、スマートフォン全盛の時代になり、PDAに求めるものも変わってきました。
通信(メールとWeb)のことさえ考えなければ、現時点では私にとってはPalmT|Xが最高のPDAだと思いますが、残念ながら今のライフスタイルで通信のことを抜きにするわけにはいかず、PalmT|Xだけではそれが満たせません。

結局のところ、PDAというものが世に登場してずいぶん経つと思いますが、いまだに、これだ!と思う機種に出会えていない気がします。

世のモバイラ諸氏も、おそらく同じ気持ちなのでしょうね。
期待を込めて新しい機種を買っては、ため息をつき、違うんだよなぁ、と思っては、次のターゲットを探す。
人によっては、理想のPDAなんかどうせないと開き直って、買い換えることをを楽しんでいるのかもしれません。

  by mobile54 | 2007-08-21 22:42 | その他モバイル

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